「しんぶん赤旗」2008/1/17
核兵器のない平和な社会を
  
長崎県原水協 新成人に訴え

 長崎県原水協は成人の日の14日、長崎市浜町の大丸前で、核兵器廃絶と原爆症認定制度の抜本改定を求める署名行動を行いました。
 県原水協が毎年世人式の日に行っている行動で、マスコミ各社も取材に訪れました。

 24人が参加し、原水協のメンバーがハンドマイクで、「新成人のみなさんおめでとうございます。若いみなさんが未来に希望がもてる、核兵器のない平和な社会をつくるために力をあわせましょう」、「長崎から世界へ核兵器廃絶の声を大きく広げましょう。原爆症に苦しむ被爆者に支援を」と訴えました。

 呼びかけに応え、振り袖姿の女性など多くの新成人が署名に応じました。
 新成人の男性は、「核兵器はなくさないといけません。一人ひとりが争いをやめ、みんなが笑顔で暮らせるようになればと思います」と、語りました。
 振り袖姿の女性も、「核兵器はこわいものでなくなってほしい。大きなことはできませんが、身近なところからできることをしていきたいと思います」と、語りました。

 一時間の行動で、核兵器廃絶署名422人分、原爆症認定署名122人分が寄せられました。

 この行動には、日本共産党長崎県委員会の山下満昭委員長と西村貴恵子書記長も参加しました。