「しんぶん赤旗」2008/1/10
核兵器廃絶すみやかに
県原水協が6・9行動

 穏やかな日和となった九日、原水爆禁止長崎県協議会は平和公園で核兵器廃絶の署名行動を行いました。

 行動には八人が参加。署名を訴える横断幕や原爆パネルも掲示し、核兵器廃絶「すみやか署名」と「原爆症認定制度の抜本改定を求める署名」を訴えました。

 団体旅行のガイドさんに署名への協力を訴えると、「させていただいてもいいですか」と聞き、お客さんにも勧めていました。団体客も次々に署名。
 名古屋から来たという女性は「さっき原爆資料館を見てきました。悲惨ですね。核兵器はなくさないといけません」と話しました。

 イタリア人の男性の二人組は原爆パネルに熱心に見入っていましたが、原水協のメンバーが英文の署名用紙を持ってサインを勧めると快く応じていました。また、アメリカのワシントンから来たという男女も署名に応じました。

 パネルを見ていた自身も被爆者だという男性は、「被災者に対する国の補償は十分でない。がんばってほしい」と語りました。

 正月明けとあって、平和公園を訪れる人は多くはありませんでしたが、すみやか署名六十筆、原爆症認定署名が三十筆が寄せられました。