県原水協が被爆者などにへお見舞い金


 原水爆禁止長崎県協議会の柴田朴代表理事ら三人は十七日、長崎原爆被災者協議会を訪れ、原爆症認定訴訟の支援金と被爆者へのお見舞金として募金を被災協の谷口稜曄会長へ手渡しました。

 この見舞金は、全国二千万円募金のなかから日本原水協と県原水協が毎年行っているものです。

 谷口会長はお礼の言葉を述べ、柴田代表理事らと懇談しました。柴田氏は谷口会長の健康状態などについてたずね、労をねぎらいました。

 県原水協は、被災協のほか長崎原爆病院を訪問。近藤和彦院長へ被爆者への見舞金を渡しました。

 進藤院長は、同院での被爆者の健康状態について語り、がんの患者が多いことや女性では婦人科の入院が多数を占めることなど説明しました。

 同協議会では、年末にも市内の恵の丘長崎原爆ホームに見舞い金を届ける予定です。