衆院長崎1区に、ふちせ栄子さん
 党県委員会が会見で発表


 日本共産党長崎県委員会は三十日、長崎県庁記者クラブで記者会見し、衆院1区候補にふちせ栄子氏(51歳を擁立することを発表しました。

 ふちせ氏(写真中)は、日本共産党国会議員団長崎県事務所長。先の参院選、〇五年衆院選に長崎2区から立候補しています。

 山下満昭県委員長(写真右)は、「新しい選挙方針のもとで、論戦力のあるふちせ氏を1区から立てた。比例に力を入れ、九州で2議席をめざす」とのべました。

 ふちせ候補は、参院選では自公政治にノーの国民の声が示されたとのべ、「『ストップ貧困、守ろう憲法』の参院選でのスローガンは引き続き訴えていく。参院選で寄せられた県民の声を大切にし、大企業優遇、アメリカいいなりの政治を変えるために再度挑戦したい」と語りました。

 記者団に、諫早湾干拓について問われ、ふちせ氏は、「諫早干拓で漁民の命が奪われるような政治をなんとかしたいと思ったのが最初に立候補したときの動機。このむだで有害な事業から漁民の生活を取り戻したい」とのべました。

 また、ふちせ氏は、生活保護より低い収入でくらす人たちが増えていると指摘。「若者も高齢者も安心してくらせる政治をめざしたい。被爆地の願い、県民の声を国政に届けたい」と決意を語りました。

 記者会見には、原口敏彦党南部地区委員長(写真左)と堀江ひとみ県議も同席しました。