「しんぶん赤旗」2007/11/30
 日本の異常どう変える
 田村比例候補が、長崎市の二ヶ所で語る

  田村貴昭衆院比例候補は、28日長崎市に入り、二つの「つどい」で語り、長崎駅前と浜町では宣伝カー上から、市民に共産党の政策などを訴えました。

 長崎市の党本原支部は午前中に、田村貴昭衆院比例候補と中西敦信市議を迎え、「県政・市政報告くらしと政治を語り合う会」を開きました。集会には十一人が参加しました。(写真)

 田村候補は、プロジェクターを使い、沖縄の大集会や長崎でのイオン出店反対のたたかいを紹介。
 大企業が大もうけしていることや豪華な米軍住宅、巨額の軍事費のむだ使いなど、日本の政治の三つの異常を写真やグラフでわかりやすく示しました。
 さらに、日本共産党がめざす改革の方向を、民主党のマニフェストと対比させながら、「三つの異常は民主では正せない。共産党が前進してこそ自民党政治を終わらせることができる」と強調しました。

 中西議員は、市議団が長年要求してきた高齢者の交通費助成が実現したことや市が財政難を理由に人員を削減し、福祉の予算を削ろうとしていることなどを報告。職員の不採用が続いている保育所について市の姿勢をただしたいと語りました。

 参加者からは、「後期高齢者医療の保険料を天引きされたら、生命保険が引き落としできなくなる」「六十歳過ぎたら楽なくらしができると思っていたのに生活はぎりぎり。共産党を大きくしないと」「JRは民営化したのに、なぜ、国がお金を出すのか」などの感想や質問が出されました。

 また、午後から開かれた同城山支部の「つどい」には22人が参加し、田村さんの話に熱心に耳を傾けていました。