しんぶん赤旗」2007/11/16
沖縄の平和大会に向け学習会
県平和委員会


 2007年日本平和大会in沖縄を目前に控え、平和委員会では十二日、長崎市内で学習会を開きました。大会参加者などが大会の意義や基地の現状などについて学びました。

 沖縄・東村のヘリパット建設反対のたたかいのビデオを見た後、ながさき平和委員会の冨塚明事務局長が日本の基地の現状について話しました。

 冨塚事務局長は、米軍の基地強化のために、基地返還要求など住民の声が利用されていること、返還といいながら総量では質、量とも増えていること、基地再編の一環として、自衛隊と米軍が一体となって活動できるようになったことなどを明らかにしました。
 「自衛隊が米軍といっしょになって戦争をするために憲法九条がじゃまになっている」と改憲の背景を語りました。

 「基地の近くで育った。昼夜分かたぬ騒音、しょうがないと思っていた。少しでも何かできるのであれば」「(ビデオを見て)沖縄の人たちは体を張って、基地建設を阻止している。沖縄の苦しみを感じることができた」「米軍基地のためにとてつもない額の税金が使われている。自衛隊が戦争につき進むことを阻止できるよう学んで伝えていきたい」など平和大会参加者から感想と決意が語られました。

 最後に大会代表団に激励の拍手が贈られました。