憲法守り、日中不再戦のたたかい強めよう
日中友好協会長崎支部が総会開く


 日本中国友好協会長崎支部の定期総会が十日、長崎市内で開かれ、約二十人が参加しました。

 柴田朴支部長は「靖国派は安倍首相の政権投げ出しでショックを受けているが、改憲を進める立場は変わっていない。憲法を守る運動を進めていこう」とあいさつ。
 強制連行事件の支援、日中不再戦のたたかいを強め、市民にも広げていく必要性を強調しました。

 活動報告のあと、平和五原則を基にした友好・相互理解を進める活動や不再戦平和活動、中国帰国者の自立支援・「残留孤児」訴訟支援などを掲げた次年度方針案が提案されました。

 太極拳活動、中国語講座活動についても活動報告がされました。

 討論では、「ホームページで協会の活動を知らせては」「『残留孤児』帰国者支援は具体的に何をするのか」「太極拳、中国語講座は市民の関心が高い」「不再戦碑清掃活動に日本の若い人を参加させたい」などの意見が出されました。
 帰国者を自宅に招待して食事会をしている会員の活動なども紹介されました。

 総会は、方針案などを拍手で承認しました。
 最後に全国大会第回大会永年会員十七人の表彰が行なわれました。