「しんぶん赤旗」2007/11/09
最低保障制度の確立へ
 座り込み、署名活動


 「ストップ貧困幸せになろうよ11・8ばってん一揆」が八日、長崎市鉄橋で行なわれました。

  この行動は、県労連・年金者組合・「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動長崎県実行委員会の三団体が主催したもの。
 「最低賃金の大幅引き上げ」「最低保障年金制度の確立」「生活保護の拡充」「後期高齢者医療制度の中止」の要求を掲げ、午前十一時から午後三時まで座り込みとビラ配布、署名活動などを行ないました。

 行動には、各団体から約百五十人が参加。要求を掲げたのぼり旗がはためくなか、参加者は次々にマイクを握り、「豊かに老後を暮らすためには最低保障年金制度が必要です」「国民が怒りの声をあげれば、政治を変えることができます」などと訴えました。

 にぎやかな宣伝は目を引き、市民はビラを受け取り、足を止めて署名に応じていました。

 座り込みに参加した建交労の吉岡末喜さんは「じん肺患者は高齢化しているが、負担はますます大きくなっている。後期高齢者医療もストップさせたい。声を上げ続けなければ、長年積み重ねてきたものが奪われていく」と語りました。

 責任者の国貞亮一さんは「四つの課題を進めるため、地方から運動を起こすことが大切。みんなで手をつないで行動を起こしていきたい」と話しました。