「しんぶん赤旗」2007/11/06
75歳以上医療制度中止せよ
長崎健康友の会が宣伝


 長崎健康友の会は一日、長崎市の鉄橋で後期高齢者医療制度の中止、撤回を求める宣伝署名行動を行ないました。

 会の人たちが「高齢者・国民に負担を押し付ける後期高齢者医療は許せません。政府は凍結を言い出していますが、凍結では元に戻ります。中止・撤回させるしかありません」「この制度は、医療費を抑制し、事業主負担を減らすため財界が言い出したこと。医療費の上限を決め、後は自己負担とはひど過ぎる」と訴えました。

 通行人は、ビラを受け取り、足を止めて署名に応じていました。なかには、「僕もいっしょに署名をしたい(訴えたい)くらい」という人も。

 通行人と話し込んで署名を訴えていた池山道夫さんは、「まだ知らない人が多い。内容を話したらびっくりして署名してくれる。『生活のために年金を掛けていたのに天引きされたら生活できない。だまされた』と言う人もいた」と話しました。

 健康友の会の取り組みらしく、血圧測定のコーナーも設けており、市民が署名のあと看護師の資格を持つ会員に測定してもらっていました。