「しんぶん赤旗」2007/11/02
新テロ特措法廃案に
長崎市で昼休みデモ


 「戦争に加担する『新テロ特措法』を廃案にしよう」。
 テロ特措法の期限が切れた十一月一日、憲法改悪阻止長崎県共同センターは、新テロ特措法に反対する昼休みデモを長崎市内で行いました。デモには約八十人が参加しました。

 参加者は、「新テロ特措法を阻止しよう」「憲法違反の自衛隊派兵反対」「アメリカの戦争支援より、国民生活の支援を」などと書いたプラカードやのぼり旗を持って長崎市役所水道局前を出発。

 「国際貢献は平和的に行なおう」「軍事費を削って、福祉や医療を充実せよ」などとシュプレヒコールで市民にアピールしながら行進しました。 「戦争でテロは沈静化したでしょうか。テロを世界中に広げ、アフガンやイラクはいまや泥沼の状況です。アメリカの報復戦争を支援するための自衛隊派兵に反対しましょう」とハンドマイクで訴えました。

 終結集会で、共同センターの大塚孝裕事務局長は、「テロ特措法は今日で期限切れとなりました。これは世論の力です。政府が企む新特措法も成立阻止の可能性があります。法案の廃案めざして奮闘しましょう」と述べました。

 デモに参加した新木士朗さん(28歳)は「新テロ特措法を通さないようがんばる」と決意を語りました。