大村九条の会がつどい
大村市九条の会は十月二十八日、「三周年記念のつどい」を大村市で開きました。「つどい」には、「高校生平和大使」「高校生１万人署名活動実行委員会」のメンバーが参加。長崎から世界へ「核廃絶」「世界平和」を発信する活動や貧困に苦しむアジアの子どもたちに学用品を贈る「高校生一万本えんぴつ運動」について報告しました。
この夏、「平和大使」として国連欧州本部で平和への思いを英語で発言した活水高校のオルテガ・マリアさん（ペルー）が再現スピーチを行いました。また、十二人の高校生が平和への思いとそれを行動で示すことの大切さを訴え、参加者は大きな拍手で応えました。
高校生は「この声を この心を」「世界が一つになるまで」の歌を披露、アンコールの声が掛かりました。
参加者からは、高校生の純粋な活動をたたえる言葉や「勇気づけられた」などの感想が出されました。
集会後、高校生はジャスコ前で署名活動を行い、一時間で三百二十筆の署名が寄せられました。行動のなかでは、島原の高校生が実行委員会に参加を表明する場面も。
「大村九条の会」では、若い人たちの平和への熱い思いをしっかり受け止め、九条を守る地道な運動を続けて行くことを確認しました。