平和をアピールし、市民三千五百人が行進


  「原爆犠牲者慰霊・世界平和祈念市民大行進」が二十七日行われ、市民ら三千五百人が「世界の平和」を訴え、平和公園から爆心地公園まで行進しました。

 この「市民大行進」は長崎市や市民団体などでつくる世界平和祈念行事実行委員会(会長は田上長崎市長)を主催者として、毎年国連軍縮週間ににあわせておこなわれているもので、今年で三十六回目になります。

 出発地点の平和公園では、田上市長が「核兵器のない世界をめざして、歩きましょう」と呼びかけました。
 
 参加者は平和への思いを記したゼッケンを胸につけ、また子どもたちは色とりどりの風船を手に、一.五キロを歩きました。 

  先日、市議会副議長に就任したばかりの、中田剛共産党市議も、市民とともに行進しました