「しんぶん赤旗」2007/10/25
長崎市議会副議長に中田ごう市議
共産党では初めて


 学歴詐称の疑いがもたれていた森幸雄前副議長の辞任に伴い、長崎市議会臨時議会が二十三日開かれ、副議長選挙が行なわれました。
 その結果、日本共産党の中田剛市議が有効投票五十票中二十六票で選出されました。

 中田議員は選出されたことに対し、「議会の役割は市民の負託に応え、チェック機能を果たすこと。貧困・格差が長崎でも顕著になりつつある。くらしを守るため議会がどう役割を果たすかが問われている。市民のくらしを守る立場で副議長として任務を果たしたい」と述べました。

 中田議員は市議九期目。これまで市民に開かれた議会にするため市議会のテレビ放映や、核兵器全面禁止をめざす長崎市民憲章の制定などの実現のため全力を尽くしてきました。

 「今後、少数会派の意見も尊重し、議会の民主的運営に努め、市民の負託に応えたい」と抱負を語っています。