「しんぶん赤旗」2007/10/19
女児誘拐事件で党諫早市議団
再発防止を申し入れ


 日本共産党の木村和俊諫早市議と同中野太陽市議は十月十六日、諫早市教育委員会に対し、諫早市の小学六年の女児が誘拐された事件について、経過の説明や再発防止策など申し入れを行いました。

 両市議は、「保護者や市民は、今回の事件に大きなショックを受けている。スクールネットなどを通じて事件の経過や、今後の対応について早急に市民に知らせてほしい」と要望しました。

 市教委は、事件の経過について説明。学校や他児童への影響がないようにすることや本人が学校に復帰できるように最善を尽くすのが市教委の役割だと述べました。

 市教委は、十四日に緊急の会議を開き、報道陣への対応、学校内外での児童生徒へのメディアのインタビューなどは遠慮してもらうなどの対策を検討。十五日には、全ての小中学校の校長へメールを送信し、事件についての適切な対応を求め、同時に、インターネットなどの使用について児童生徒の実態に応じた指導を要請しました。

 峰松終止教育長は、「児童がなるべく影響を受けないように他の学校も含めて、インターネットなどの利用を適切に使うように指導するよう校長へもお願いをした。まずは、児童が通常の生活に戻れるように市教委も支援していきたい。スクールネットなどを使っての説明は検討している」と述べました。