「しんぶん赤旗」2007/10/18
九州うたごえ長崎祭典
平和の願いひとつに



 憲法九条・平和をテーマに「2007年九州うたごえ長崎祭典」が十三、十四日の両日、諫早市と長崎市で開かれ、平和への思いをひとつにしました。

 十四日、長崎市のブリックホールで開かれた「いのち輝けPEACE CONCERT〜今とどけたい平和への思い〜」の会場は千三百人の観客で埋め尽くされました。

 オープニングを子どもたちと大人の合唱「ぞうれっしゃがやってくる」が飾り、和太鼓、ヒップ・ホップダンス、ベルディ・オペラ・アンサンブル、佐世保市民管弦楽団の演奏と盛りだくさんのプログラム。
 黒崎晴生祭典実行委員長が「いのちこそ何ものにも替えがたい尊いものであり、憲法九条を守れの思いを込めて歌う」と開会あいさつで紹介したベートーベン交響曲第九番「歓喜の歌」の二百人の大合唱は平和への思い、人間愛を歌い上げ、すばらしい演奏に観客は魅了されました。

 この合唱には「高校生の声を国連に届けよう」と「高校生平和大使」派遣に取り組んでいる「高校生一万人署名」のメンバーも参加し、会場は大きな拍手に包まれました。