「しんぶん赤旗」2007/9/30
被爆地から「命と平和」発信
来月13〜14日九州のうたごえ長崎祭典


 十月十三、十四日「二〇〇七年九州のうたごえ長崎祭典」〜被爆地から九条の心高らかに〜が開催されます。

 この祭典は、毎年九州各県の合唱団が持ち回りで開催。「いのちと平和」がテーマです。

 十四日は「いのち輝けPEACE CONCERT」。メイン企画はベートーベンの第九です。第九合唱団は市民からの応募で結成した二百数十人の合唱団です。音楽会の総出演者は五百人にもなります。高校生一万人署名のメンバーも出演予定です。

 演目は、第九のほか九州和太鼓・民舞合同の「山のお囃子」、子どもたちと親による「ぞう列車がやってきた」若者たちによる「ヒップホップダンスショー」など多彩な内容です。

 「最近の内外の平和を巡る緊迫した状況のなかで、被爆地長崎から音楽を通じて平和の礎として憲法九条の心を歌いたい。出演者と観客がいっしょにつくる音楽会にしたい」と黒崎晴生祭典実行委員長は語ります。

 十月十三日(土)十三時三十分〜十四時三十分諫早文化会館大ホール 九州各県合唱団による合唱発表会(一般 千円、障害者・高校生 五百円)
 十月十四日(日)十三時三十分〜十六時 長崎ブリックホール 音楽会「いのち輝けPEACE CONCERT」(一般 二千円、障害者・高校生 千円)