「しんぶん赤旗」2007/9/29
福祉財源に増税無用
長崎/なくす会が宣伝、署名行動


 福田新内閣のもとたくらまれている消費税増税計画をやめさせようと、消費税をなくす長崎の会は二十五日、長崎市浜町大丸前で宣伝、署名行動を行ない、六名が参加しました。

 マイクを握った吉田恒雄さんは、「庶民大増税によって国民のくらしは限界です。自民・公明の政権与党は、参院選の歴史的敗北にもかかわらず、消費税の大増税を計画しています。大企業には大減税を進めながら庶民には増税ラッシュです。こんな国民いじめは許せません」と訴え。

 ”福祉のため”などという政府の口実についても「大企業の法人税の引き上げ、公共工事の見直し、軍事費の削減をすれば、消費税の増税をしなくても福祉財源は出てきます」と語ると、市民らは足を止めて署名に応じていました。

 署名した市民からは、「大増税の計画をやめようとしない自公には早く退陣してもらいたいですね」「来年四月からは七十五歳以上の独立した医療制度が始まるそうですね。年金も不安だし。国民の生活第一で政治を進めてもらいたいです」などの声が聞かれました。

 この日、百三十五筆の署名が寄せられました。