安倍首相の政権投げだしは無責任の極み
自公の政治路線の破綻示すもの
 党県委員会などが街頭から訴え

  12日の安倍晋三総理の、突然の辞任表明を受け、党長崎県委員会の寺田敏之書記長らは、13日街頭に立ち市民に日本共産党の見解など訴えました。

 長崎市の住宅街などでマイクをにぎった寺田書記長は、「本来なら審判が下された参院選後にやめるべき。新内閣を組織し、所信表明後の辞任は無責任の極み」と、安倍首相の姿勢を厳しく批判しました。
 そして、「自公の政治は極端なアメリカ言いなりという点でも、財界中心で庶民いじめだという点でも、完全に破綻している。今こそ、自公にかわる新しい政治が求められている」と指摘。「日本共産党と共に、アメリカ言いなり、財界本位の異常な政治から抜け出し、国民の暮らしと平和をまもる政治をめざしましょう」と呼びかけました。

 長崎市役所前では、出勤する市役所職員や通行する市民に、堀江ひとみ県議と、内田隆英、牧山隆、中西敦信の各市議が宣伝カーから訴えました。
 演説を聞いていた井上春男さん(72歳)は、「安倍首相は一日も早く辞めてほしいと思っていた。次々と発覚する大臣の不正には頭にきていた。不正を正すためにも共産党にはもっと頑張って欲しい」と語っていました。