「しんぶん赤旗」2007/9/13
生協ララコープ労組が大会

 生協ララコープ労働組合は八日、長与町で第八回定期大会を開きました。

 中山博委員長のあいさつの後、浦岡克治書記長が、〇六年度活動報告を行いました。
 浦岡書記長は、九条の会など憲法を守る運動が広がるなか、改憲をかかげる安倍内閣に参院選で厳しい審判が下されたと述べ、貧困と格差が社会問題になっているが、生協の職場でも正規から非正規への転換が進んでいる実態を報告。
 急速に進む生協の事業連合について、「何のための事業連合か」を明らかにし、全労働者と生協組合員に説明責任を果たさせることが必要だと述べました。
 また、労働条件改善、権利を守る活動では、正規、非正規統一基準の通勤手当が実現したことなどが報告されました。

 パート部会からは、佐世保支所統廃合の問題では一人の解雇者も出さなかったこと、一時金交渉での前進などが報告されました。

 中山委員長は、正規職員と同じように働く非正規職員の待遇改善は重要な問題だと述べ、労働条件の改善、組合の組織強化などを掲げた〇七年度方針案を提起しました。

 大会は、議案を満場一致で可決、中山博委員長はじめ新役員を選出しました。