「しんぶん赤旗」2007/9/6
長崎「GEN」展開催
日本リアリズム写真集団


 第二回JRP長崎「GEN」展が、長崎市のコクラヤギャラリーで八月三十一日から九月四日まで開かれました。

 「GEN」展は、日本リアリズム写真集団(JRP)長崎支部が開いているもので、今回、柿本実千子さんと高橋香代子さんの二人が出品しています。

 柿本さんは「学校へ行こう」をテーマに、東南アジアの子どもたちのようすをとらえています。柿本さんは一九九七年から毎年、仲間と東南アジアを訪問。現地の学校を訪れ、交流しています。写真は、これまで十年間撮り続けたものを展示。
 学校での子どもたちの笑顔は、貧しいなかにも未来を感じさせてくれます。

 高橋さんは「本川内駅」がテーマ。JRの小さな無人駅を通し、そこに暮らす人々のようすを写し出しています。通学する子どもたち、働く人々。小さな町にも人々の営みがあることを教えてくれます。

 「GEN」には現在の現、原点の原、始まりの元などの意味が込められています。