しんぶん赤旗」2007/8/16
終戦記念日に共産党が街頭演説
久間暴言に市民が批判



 終戦の日の十五日、堀江ひとみ県議と中田剛、中西敦信長崎市議は長崎市内各所で街頭宣伝を行ないました。
 朝から強い日差しが照りつけるなか、県議らはステラ前で宣伝。

 中田市議は「あの悲惨な戦争の教訓から、二度と戦争をしないと誓った憲法九条が生まれた。戦争ができる国をめざす安倍内閣に参院選で厳しい審判が下された。憲法九条を守り、平和な国をつくるためともに力を合わせましょう」と呼びかけました。

 堀江県議は、戦前から命をかけて戦争に反対してきた党の歴史も語りながら、「戦争への道を歩き始めているいま、憲法九条を守りぬく」と決意を述べ、中西市議もマイクを握り、「アメリカといっしょに戦争する国にしてはならない」と訴えました。

 演説中、通行人や車の中から声援が寄せられました。

 演説を聞いていた半分自民党、半分共産党が好きという七十代の男性は、「久間はああいうことを言うもんじゃない。長崎のもんが」と話し、久間発言への批判が強いことをうかがわせました。