「しんぶん赤旗」2007/7/20
増税心配。共産党がんばれ
仁比そうへい参議院議員が街頭から訴え


 仁比聰平参議院議員は十八日、長崎に入り市内各所で街頭演説をおこないました。

 市内チトセピア前で演説した仁比氏は、安倍首相が、愛国心を押し付ける教育基本法「改正」や海外派兵を本来任務とする防衛庁の「省」への昇格、改憲手続き法の成立などを「実績」として宣伝していることを批判。
 これらの法案成立に手を貸してきた民主党は、安倍政権に対決することはできない。くらしを壊し、憲法を変えようとする自公の暴走政治にきっぱりと立ち向かう日本共産党の前進で、自公政権にきびしい審判をくだそう、とよびかけました。

 大企業、大資産家には減税、国民には増税の逆立ち政治を正し、格差と貧困をなくすため力を尽くす、と決意を語り、「ストップ貧困」「憲法九条守れ」の願いを日本共産党へ、と訴えました。

 中田晋介前県議は、増税を批判している民主党候補は、県議会では住民税増税に賛成したと述べ、自公と同じ立場に立っている、と批判しました。

 宣伝カーの近くで話しを聞いていた五十歳代の男性は、「消費税がどうなるのか心配。安倍さん、選挙で言わないのはずるい。共産党にがんばってもらわんば」と語りました。
 マンションのベランダでずっと話しを聞いていた女性は、演説が終わると拍手。大きく手を振っていました。