長崎歴史文化博物館で開催中
シーボルトが日本で研究した魚類の展覧会が「シーボルトの水族館」と題して、長崎歴史文化博物館で開かれます。
シーボルトは助手のビュルガーとともに長崎近郊の魚類を収集、剥製にし、オランダに持ち帰りました。絵師の川原慶賀はシーボルトに依頼され、魚の写生画を描いていますが、それは現在でも図鑑としての価値が認めれるほど正確なものです。今回の展示は、オランダのライデン国立自然史博物館に保存されているそれらの剥製や絵です。
資料性の高いこれらの展示は、これまで公開されたことはなく、ほとんどが世界初公開であり、日本では同博物館のみの企画となります。「人魚のミイラ」など興味深いものも展示されています。
会場 長崎歴史文化博物館 三階企画展示室
期間 七月七日（土）〜九月二日（日）
休館日七月十七日、 八月二十一日
料金 大人・大学生千二百円（千円）、
高校生七百円（五百円）、
小中学生五百円（四百円）（ ）は前売り
問合せ先 電話（〇九五）八一八−八三六六 同博物館