「しんぶん赤旗」2007/6/23
住民税が倍に。怒りの6.20行動

 長崎県労連とくらふく実行委員会(「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動長崎県実行委員会)は二十日「最賃あげろ、税金さげろ怒りの6・20行動」に取り組みました。

 昼休みデモは十二時三十分に長崎市水道局前を出発。思いおもいのプラカードを持った労働者ら八十人が「格差と貧困を拡大する大増税を中止せよ」などとシュプレヒコールをしながらデモ行進しました。
 途中、一行は長崎労働局に、時給一〇〇〇円以上に引き上げることなどを求める「最低賃金改善を求める要請書」を提出、長崎社会保険事務局にも「社会保険庁の解体をやめて『消えた年金』問題を一人残らず、急いで解決してください」という緊急要請を行いました。

 夕方十六時からは浜町大丸前で街頭宣伝と「税金・年金」相談を行ないました。
 マイクを握った各団体の代表は「住民税の大増税で生活がますます大変になる。自公の増税勢力に審判を」などと通行人らに訴えました。

 「税金・年金」相談には「年金はどこで調べたらいいか」「住民税が去年の倍になっていた。どうにかならないか」など六件の相談が寄せられ、実行委員会のメンバーが「過去の医療費控除の申告をしてはどうか」などとアドバイス、相談者は「助かった。早速申告してみる」と話していました。

 なかには「自分も配るから二十枚くれ」とビラを持っていった人もおり、行動に参加した人は「ビラの受け取りがいい。みんな住民税や年金のことに関心が強い」と語っていました。行動には約三十人が参加しました。