「しんぶん赤旗」2007/6/19
「年金」、「増税」に耳かたむける市民
春名比例候補が佐世保で訴え

佐世保市で訴える春名比例候補
 十六日午後長崎入りした春名なおあき参院比例代表候補は佐世保市内、佐々町で街頭宣伝を行い、消えた年金や増税問題、自衛隊の国民監視問題などについて市民に日本共産党の立場と参院選での支持を訴えました。

 春名候補は「五千万件の宙に浮いた年金はひとつでも条件が合えば情報を示し国の責任で解決すべき。社保庁解体は国の責任までも解体するものであり許されない。消費税増税は大企業の減税のためのもの。悪政を続ける自公の暴走をやめさせ、くらしを守れの声を日本共産党へ」と訴えました。自衛隊の国民監視問題では、「自衛隊は国民を監視の対象と見ている。憲法が変えられたらどうなるか。この佐世保から戦争に行かせることが絶対にあってはならない。憲法と平和を守りぬく選挙にしよう」と呼びかけました。

 春名候補が演説するのを立ち止まって熱心に聞いてくれる人も各所で見られ、買い物袋を下げた年配の女性は「年金を一生懸命払ってきたのに、年金からいろいろ引かれなんにもならない」と話していました。

 佐世保くらしと健康を守る会との懇談では、「お金がなく姉や甥の葬式にも出られなかった」「月六万の年金では生活できない。日に二食にするしかない」など切実な実態が語られ、春名候補は「増税は福祉のためではない。国民の命とくらしを守るのが政治。日本共産党が伸びてこそくらしと福祉が守られる。」と語り、参院選での支持を訴えました。

 夜には「春名なおあき比例候補・ふちせ栄子選挙区候補と心ひとつに参議院選挙勝利をめざす決起集会」が開かれ、党員、後援会員四十人が集まりました。

 山下千秋市議と久保田和恵川棚町町議からこの選挙を自らの選挙としてがんばり抜く決意が表明され、春名候補は「労働法制を改悪し、消費税増税かかげる民主党が伸びても政治は変わらない。くらし、憲法と平和を守るため全力を尽くす。」と決意を述べました。