「しんぶん赤旗」2007/6/8
違憲、違法。ただちに中止せよ
 長崎市で堀江県議らが訴え


 日本共産党の堀江ひとみ県議と長崎市議団は、七日早朝、長崎市役所前で、自衛隊が国民の運動を監視していた問題について緊急に宣伝をおこないました。

 堀江県議は、「しんぶん赤旗」を示しながら、自衛隊が平和を願う国民の運動を監視することは憲法にも、自衛隊法にも反する重大な問題、絶対に許されないと怒りを込めて訴え、戦前・戦中の専制政治の復活であり、民主主義の根幹にかかわる問題として厳しく批判しました。「このようなことを許さず、憲法とくらしを守るためにも共産党を大きくしてほしい」と、参院選で日本共産党とふちせ栄子選挙区候補への支持を呼びかけました。

 中田ごう、牧山隆、中西あつのぶ市議もマイクを握り、年金問題や憲法問題について訴え、二十二日の市田書記局長を迎えての演説会への参加を呼びかけました。
 「日本共産党はこんな政党です」パンフの配布もあわせておこない、約八百部を配布しました。

佐世保市では山下市議らが

 北部地区委員会は7日朝、佐世保市役所門前で党おしだしパンフを配りながら、自衛隊の国民監視活動、スパイ活動を許すなと抗議の宣伝をしました。

 山下千秋佐世保市議は「自衛隊情報保全部隊が、イラク戦争反対活動をした団体や個人を写真付きで情報を収集していいる。ここには党北部委員会や私・山下千秋のことも、また民商や平和委員会も載っており、国民の日常活動が、自衛隊によって監視されている。自衛隊には国民を監視し情報を収集する権利はありません。全くの憲法違反の行為であり、これはまさに戦前の憲兵と同じです。こうした違憲違法の活動を許さず、憲法9条を守るために全力を尽くします。憲法を守り、国民が主人公をつらぬいて85年の日本共産党を紹介したパンフレットをお読み下さい」と訴えました。