伊藤一長前長崎市長の市民葬 
 4000人の市民が悲しみ新たに
  共産党から県委員長、参院候補、県議、市議らが参加


 伊藤前市長に献花する参列者市長選最中の4月17日に銃撃され18日未明に亡くなった伊藤一長・前長崎市長の市民葬が、5月28日長崎市公会堂を主会場に行われました。公会堂前ひろば、市民会館会場を含めて4000人の市民が参列し、悲しみを新たにしていました。
 
 市民葬では、生前の伊藤市長の声が流された後全員で黙祷。葬儀委員長の田上富久長崎市長が、「安全で安心して暮らせる長崎市」をつくると式辞を述べました。
 金子原二郎県知事などが故人を偲び、弔辞を述べました。また、広島市の秋葉市長と秋田市長が弔辞を奉呈しました。
 体調を崩した遺族代表の妻、十四子(とよこ)さんの謝辞を、司会者が代読しました。
 
 最後に参列者が祭壇に献花して、伊藤前市長に別ふちせ参院候補(右)と山下県委員長れを告げました。

 日本共産党の津村国弘市議団長はこの市民葬の葬儀委員を務めました。また、日本共産党から山下満昭県委員長、ふちせ栄子参院選挙区候補、堀江ひとみ県議、長崎市の五人の党市議らが参列しました。

 ふちせ栄子参院選挙区候補は、「町議時代に長崎市議会で伊藤市長とお話ししたことがあります。その時、『日本共産党の議員のみなさんは本当に良く勉強されていますね』と話されたこと良く覚えています。立場は違いましたが、核兵器廃絶と世界平和への思いは同じでした。憲法九条を守りぬくことが、前市長の遺志を引き継ぐことになると思います」と、話していました。