2007年5月25日(金)「しんぶん赤旗」

被爆62周年平和式典

長崎副市長が出席要請

市田書記局長応対


 長崎市の内田進博副市長が二十四日、日本共産党本部を訪れ、八月九日に長崎市平和公園で開く「被爆六十二周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」への日本共産党代表の出席を要請しました。

 応対した市田忠義書記局長は「ぜひ出席させていただきたい」と答えるとともに、先の長崎市長選挙で伊藤一長前市長が銃撃され、命を落としたことに「残念でならない。選挙中に候補者が銃撃されるなどあってはならないことだ」とのべました。

 そして市田氏は、「過去三回、党代表として平和式典に出席したおり、首相を前に、伊藤前市長が核兵器保有国と日本政府の責任を問い、核兵器廃絶と平和を願う長崎市民の声を全国に発信していた姿が、忘れられません」と語りました。

 内田副市長は「市長は私の部屋をよくぶらりと訪れた。亡くなったとは信じられない」と応じました。

 市田氏は「前市長の核兵器廃絶にかけた思いを引き継いでいきましょう」と話しました。