「しんぶん赤旗」2007/5/12
貧困と格差のない政治へ
9条守る共産党とともに

 春名比例候補が長崎市で訴え


 参院選必勝へ今週初めから九州キャラバンを開始して、鹿児島から十一日に長崎入りした日本共産党の春名なおあき参院比例代表候補。ふちせ栄子同長崎選挙区候補とともに、長崎市の中心街やJR長崎駅前で街頭演説にたち、「格差と貧困のない政治」「九条を守り平和の進路をひらく政治を日本共産党とともに」と訴えました。

 内田隆英、牧山隆、中西敦信の長崎市議三人もともに訴えました。

 春名候補は、九条改憲のための手続き法案(国民投票法案)が自民、公明両党によって、今夕にも強行採決されようとしている国会情勢にふれ、さまざまな問題点を放置したまま採決に同意した民主党の姿勢を厳しく批判。「与党の横暴に対決し、九条を守る立場を貫いてこそ野党。戦争できる国づくりのうごきに正面から立ちはだかる国会議員こそ必要」と、参院選での日本共産党への支援を訴えました。

 ふちせ候補は、自民・公明の与党と民主党がすすめた「規制緩和によって働くルールが破壊され格差と貧困が広がった」と指摘し、人間らしく暮らせる政治実現へ日本共産党への大きな支援を呼びかけました。

 近くのベンチで演説を聞いていた女性は、「憲法九条は絶対守ってほしい。福祉の問題はやっぱり共産党と思っている人が多いですよ」と期待を寄せました。

 春名候補らはこれに先立ち、日本共産党女性後援会幹事会に参加してあいさつ。「参院選は女性にとってくらしでも子育てでも、将来の進路を決める大きな選挙になる」と必勝への決意をのべともに奮闘をと呼びかけました。