「しんぶん赤旗」2007/4/1
憲法改悪反対長崎県連絡会
「改憲手続き法案は廃案に」と街頭宣伝・署名


 自民・公明政権が憲法改悪のための手続き法案強行の動きを強めているなか、憲法改悪反対長崎県連絡会と同ながさき連絡会は3月29日、長崎市浜町の鉄橋(てつばし)で「手続き法」ストップのビラを配り、廃案を求める街頭宣伝・署名活動をおこないました。

 連絡会参加の諸団体から約二十人が参加しました。

 マイクを握った県高教組の吉岡賢委員長は、「(国民投票法案は)憲法改悪のための手続き法案」であり、@改憲のハードルが低いAカネの力で憲法を買い占められるB公務員の意見表明を制限している-と重大な問題点を具体的に指摘。何よりも「選挙のどさくさで、法案の内容が国民に知られる前に強行しようとしている」とのべ、同法案の廃案を求める世論の喚起を訴えました。

 仕事帰りのサラリーマンや買い物中の市民、高校生らが、ビラを読みながら署名に応じていました。

 署名した後、バス停でビラを読んでいた障害者の女性は、「憲法九条は絶対に変えたらダメ。このごろはいやな世の中になった」と話していました。

 連絡会では今後も、街頭宣伝や昼休みデモなどを予定しています。