長崎市南部の四地域の要求を党支部が陳情


 長崎市南部で活動している大浦、戸町、茂木、深堀の四地域の日本共産党支部は二十三日、同市の伊藤一長市長に、合同でそれぞれの「住みよいまちづくり」要求の陳情書を提出しました。

 堀江ひとみ市議(県議候補・写真左から2人目)と牧山隆党市医療福祉部長(市議候補・写真中央)を先頭に、この間の党支部主催の小集会などで出された地域住民の切実な声を整理し、市に要望したもの。両氏とともに山本誠一市議、支部長らが同席しました。

 堀江、牧山両氏ら代表は、陳情項目の具体的内容を説明。「小島中学校正門付近の道路拡幅で緊急車両が入れるように」「防災無線が届かない地域の設備拡充」(大浦)、「台風被害の被災農家への支援強化」「公園にトイレの設置を」(茂木)、「上戸町三丁目の急傾斜地の安全対策を速やかに」(戸町)、「深堀六丁目にミニバス乗り入れを」(深堀)など早期実現も求めました。

 道路公園課や消防防災課など同市の担当者は、「十九年度、二十年度に(防災無線の)スピーカーを増設する」「(急傾斜地対策)事業をすすめるよう努力したい」などと答え、近く文書で正式回答するとのべました。

 堀江候補は、「住民要求の中には県との関わりが強いものも多く、目前の県議選で必ず議席を確保し実現に努力したい」と語りました。