「しんぶん赤旗」2007/3/22
イラク戦争開始から4周年
「改憲手続き法廃案」「自衛隊のイラク撤退」求め街頭宣伝


 「米軍と自衛隊はイラクから撤退せよ」「改憲手続き法は廃案に」|。アメリカのイラク攻撃から丸四年がたった二十日、長崎市の繁華街・ステラ座前で三十数人が参加して街頭宣伝・署名活動が行なわれました。

 中央集会をはじめ全国の行動に呼応し、憲法改悪反対長崎県連絡会と同ながさき連絡会が実施したものです。

 同会のメンバーが宣伝カーで「住民の犠牲が続くイラク。自衛隊派遣を続ける自民、公明政権の責任は重大です」と訴えると、横断歩道を行き交う市民が振り返ります。「アメリカはイラク占領やめよ」と描かれたプラカードをのぞき込んでいく人も。

 信号待ちの女性たちが手にしたビラを読みながら、「テレビも米兵の犠牲者数はいうけど、イラクの人の数はいわないよね」と話していました。

 同会の女性が、「改憲手続き法廃案を求める署名」を呼びかけ、「有権者の二割の賛成で憲法九条が変えられていいのでしょうか」と問いかけると、初老の男性や主婦らが駆け寄って署名に応じていました。

 署名した女子高校生の二人連れは、「九条を守りたい」「戦争は絶対いやだよね」と顔を見合わせて話していました。