「しんぶん赤旗」2007/3/17
建交労長崎県本部が学習会
くらし守る政治に転換を
春名参院比例候補が講師として参加

 講演する春名候補と、ふちせ参院選挙区候補(左) 建交労長崎県本部・建交労九州支部長崎分会は15日、長崎県総合福祉センターで「私たちのくらしと選挙」と題して学習会を開きました。   

 主催者挨拶で、建交労長崎県本部の中里研哉執行委員長が今度のいっせい地方選挙・参議院選挙は私たちの暮らしと平和を大きく左右する重要な選挙であることを指摘。
 建交労本部の藤好重泰中央本部副執行委員長、日本共産党の春名なおあき参院比例代表候補、全日本年金者組合長崎県本部の西弘敏書記長、長崎県民主医療機関連合会の山崎倉俊事務局次長が、それぞれの立場から「政治を国民の手に取り戻すためにはどうしたらよいかと語りました。

 その中で藤好氏は、棄権は国の悪政への白紙委任と同じであり、相手の思う壺であると指摘。どんな形であれ、自分の意思を今度の選挙で示そうと呼びかけ、「どの党が伸びればわれわれの要求が実現できるだろうか」「自分の将来、子や孫の未来のために選挙に臨んでほしい」と語りました。

 春名氏は、「失業と貧乏、戦争に反対し、命と健康、くらしと平和を守る」という建交労のスローガンにふれながら、日本共産党が働くものの権利とくらしを守るところから生まれた労働者の党であることを紹介。
 格差と貧困、社会保障改悪、憲法と平和、雇用の問題等々、国民いじめのあべこべ政治を厳しく批判。政治を国民の手に取り戻す大事な選挙の年であるとして、「選挙は国民の政(まつりごと)。いまの国民いじめの政治を変えるにはどうしたらよいか、生き生きと、みんなで手を取り合って真実を語り合って、私たちの声が届く政治を一緒につくっていきましょう」と呼びかけました。