「しんぶん赤旗」2007/2/9
相次ぐ女性への暴言許せない
街頭から堀江県議候補と女性後援会が訴え


 日本共産党の長崎市女性後援会は八日、市内の繁華街や商店街で、柳沢伯夫厚労相の罷免を要求する街頭宣伝を行ないました。

 堀江ひとみ長崎市議を先頭に二十人を超える女性たちが駆けつけ、手作りのハッピ姿で市民に元気に声をかけながらビラを配りました。牧山隆党市医療福祉部長(長崎市議候補)も参加、ともに訴えました。

 マイクを握った堀江候補は、「(女性は)子どもを生む機械、装置」とか「子どもを二人以上持ちたいと考えているのは健全だ」と、女性の人格・尊厳を根本から踏みにじる発言を繰り返し、なお大臣のイスにしがみついている柳沢厚労相の罷免を要求。「こうした人物をかばって恥じない安倍内閣も同じ人権感覚としか思えない」と批判、国民の声で罷免に追い込もうと訴えました。

 堀江候補は、長崎県庁裏金問題や知事と自民、民主・社民党会派との議会中の宴会政治の実態を告発。「日本共産党以外の、何でも賛成の『オール与党』県議会では裏金問題解明も中途半端。暮らし・福祉、営業をまもる県政は日本共産党の躍進でこそ」と、いっせい地方選、参院選での支援を訴えました。

 訴えを聞いていた市場の商店主(67)らは、「この商店街もシャッターだらけ。活性化に力を入れてもらいたい」「清潔なのはやっぱり共産党、がんばって」と拍手を送っていました。