相次ぐ知事の不祥事に対する
共産党の申し入れ、NBCテレビや各紙が報道

 県民の声も多数寄せられる

 裏金問題で調査中の長崎県。職員に「意識改革」を求めていた、金子知事の相次ぐ不祥事が大きな問題になっています。
 自民党副幹事長の就任祝賀会の業務を秘書課職員にやらせ、公費である交際費から日本共産党以外の政党や政治家に「パーティー券」などの名目で違法支出していることが、明らかになりました。

 NBCテレビよりこれに対して、共産党長崎県委員会(山下満昭委員長)は16日、ただちに県知事に申し入れし、強く抗議し、知事の責任を明確にするよう求めました。

 この申し入れを、NBCテレビは夕方のニュースで、堀江ひとみ長崎市議へのインタビューを含めて、大きく報道しました。
 また、17日付の長崎新聞、西日本新聞、読売新聞、毎日新聞各社が報道しました。報道する各紙

 このうち、写真入りで報道した西日本新聞は、「金子知事が県議や政党支部のパーティー会費などを長年にわたって交際費から支出していたことについて、同県委員会は『公金に対するまともな認識さえないと言わざるを得ない』と厳しく批判した」と指摘しています。

 党県委員会には、「県庁の秘書に電話した。知事はあんまりひどい。共産党に頑張って追及してほしい」など、連日、怒りと激励の電話がつづいています。