2006/11/16「しんぶん赤旗」
県庁裏金問題、
全容解明求め党県委員会が宣伝・署名

 長崎県庁で血税を不正に処理する多額の「裏金」の存在が発覚したことで、日本共産党長崎県委員会(山下満昭委員長)は十四日、長崎市浜町の鉄橋(てつばし)で、「裏金問題の全容解明と金子知事の責任を明確にすることを求める」宣伝・署名行動に取り組みました。
 中田晋介県議や堀江ひとみ長崎市議(県議候補)ら十二人が参加しました。

 堀江市議らは、「増税に苦しむ県民が身を削って納めた税金が、不正処理され私的流用されていたこと、裏金の存在を知りながら是正措置をとらなかったことは知事としての資格が問われる重大問題」「議会は法的権限をもつ百条委員会設置を」と訴えました。
 買い物途中の主婦や年金生活者ら行き交う市民も注目。「がんばってください」と受け取ったビラを熱心に読んだり、駆け寄って署名に応じる姿が多く見られました。
 
  ◆◆寄せられた県民の声◆◆
▽長崎県は清潔と思っていた、裏切られた気持ち(女性)
▽税金は上がる一方、年金は下がる一方、本当にけしからん(年金生活の男性)
▽腹立てている。世間は仕事がなくて困っているのに(男性)
▽どこにもあることかも知れないが私的流用は絶対ダメ。県民がもっと監視せんば(電車を待つ歳の女性)
▽他人の金(税金)を勝手に使えば世間では犯罪なのに許せません(女性)
▽知事は絶対辞めるべきだ(男性)
▽関心あります。ビラを読ませてください(男性)