「しんぶん赤旗」2006/10/24
干拓農地への税金投入やめて県民の暮らしに
「やめさせる会」の訴えに署名続々


 「干拓農地リースに県民の税金五十三億円を投入するな」と、住民訴訟をすすめている「諫早干拓への公金支出をやめさせる会」は二十一日、長崎市浜町の鉄橋(てつばし)で街頭宣伝・署名に取り組みました。

 同訴訟の第一回審理が十一月六日に行われるのを前にした行動の一環で、会員ら十数人が参加し「五十三億円をドブ池に捨てるな」と訴えるビラを配りました。一時間で百人を超える市民から「干拓農地への公金支出やめよ」の署名が寄せられました。

 同会の会員は交代でマイクをにぎり、「干拓農地のリース化では、五十三億円の回収もできず県民の税金をドブ池に捨てるに等しい。調整池の水質は基準に達せず、完成後も維持管理のために際限なく県民の税金が投入される」と指摘。「県民の税金五十三億円は国民健康保険や介護保険、教育など住民生活に」と訴えました。

 行き交う市民からは、「県のやり方はおかしい」(仕事帰りの男性)「農地は遊んでいる、犠牲になっている漁民こそ助けるべきと思う」(市内の女性)「諫早干拓は必要ない。環境を守ってほしい」(高校生)などの声が聞かれました。

 この日は、大村市のアーケード街でも十三人が参加して宣伝・署名。「『諫早干拓はムダ遣い』という意味が分かった。これ以上県民の税金を使ってほしくない」などの声が寄せられました。