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長与町に進出めざす大型店
 地元の地権者は不安を訴え、商店街も「とんでもない」
 日本共産党の田村衆院比例候補やふちせ参院選挙区候補が視察や懇談

建設予定地を調査する、右から中田県議、ふちせ候補、河野長与町議、田村衆院候補、中西長崎市議候補  10月10日、長崎入りした田村貴昭衆院比例候補は、ふちせ栄子参院選挙区候補らとともに、長与町に進出を計画している「ダイヤモンドシティー長崎・長与ショッピングセンター」について調査し、関係者と懇談しました。
 中田晋介県議、中西敦信長崎市議候補、河野龍二長与町議も同行しました。

 最初に長与町の河野町議の案内で、建設予定地を視察し(写真)、建設予定地の地権者と懇談しました。
 地権者の一人は、地主の合意もなく測量し、都合のいい話ばかりしている企業のやり方を批判して、「土地の賃貸では全く割が合わない。買い取る場合でも周辺地域の半値。谷を埋めることによる豪雨対策もなく、交通渋滞問題など疑問だらけ」と不安を語りました。
 
 建設予定地を視察した後、出店すれば大きな影響を受ける長崎市北部の商店街会長(スーパー経営者)とも約1時間懇談しました。この商店街会長は、「大型店の年間売り上げ計画は二五〇億円を見込んでいる。この額は、近郊のスーパーや商業施設、商店街の売り上げ合計額を大きく上回り、地元の商店と商店街に深刻な影響が出る」と指摘。
 また、「消費税を内税にしたときから、自民党も民主党も信用できなくなった。共産党はおかしいことは、おかしいとしっかり追及してほしい」と、日本共産党へ期待する気持ちを語ってくれました。
 田村氏らは、「今日の懇談を出店を阻む運動の力にしていたい。党としても全力を尽くします」とこたえました。