不起訴処分勝ち取る
写真−森宗氏(中央)支援者のみなさん
長崎県佐世保市のＳＳＫ門前付近の公道でビラ配布していた森宗哲也さん（６２）が、道路交通法違反（無許可道路使用）として不当逮捕された事件で、長崎地検佐世保支部は二十一日、「嫌疑不十分」として不起訴処分とすることを決めました。事件は道路使用許可が必要とされる「交通の煩雑な道路」とは言えない政治的なものであるとして、「森宗哲也さんを守る会」は、「戦前の暗黒政治を想起させる」「日常のビラ配布を犯罪視する政治弾圧は許されない」と、宣伝やはがき要請など不起訴を勝ち取る活動に全力をあげました。
森宗氏は、「ビラ配りは日常の活動として当然のこと、全国の職場門前でビラ配りができなくなるようなことは許されない。守る会と全国のご支援に感謝し、今後も職場の民主化と言論・表現の自由のためにがんばりたい」と語りました。