「しんぶん赤旗」2006/8/30
高校生も高齢者も消費税大増税ノー
166回目のなくす会の訴え


「消費税増税イヤ」と署名する高校生
 「消費税をなくす長崎の会」は二十四日、長崎市浜町の大丸前で、通算百六十六回目となる街頭宣伝・署名活動に取り組み、「消費税大増税反対請願」署名と、同会への入会署名を呼びかけました。
 会員十人が参加。一時間余の行動で入会署名には百三十人が、請願署名には六十九人が記帳しました。同会の入会者の累計は三万四千五百人を超えました。

 参加者は交互にマイクを握り、「六月以降、住民税が十倍にも。介護保険料は五割り増し、さらに消費税Y%。医療改悪がこれに拍車をかけています」「ムダな公共事業の再検討・中止、軍事費など税金の使い方を見直せば、福祉財源はあります。政治を変えましょう」と訴えました。
 人通りの多いなかでも年金生活者らが積極的に署名に応じていました。「核兵器反対とか、消費税反対の署名はだれでもできますよね。もっとたくさんの人がすればいいのに」と話す高校生もいました。
 九十歳になるという苑田ハルさんは、「市民税が何倍もあがって、介護保険料も一回五千円を超しました。消費税が10%になるなんて考えただけでもぞっとしますよ」と、うらめしそうに話していました。