「コンサートと憲法9条を考えるつどい」
長崎市日見九条の会が一周年

 長崎市東部の「日見・九条の会」は7月30日同市日見地区公民館で「結成1周年記念第4回・日見九条のつどい」を開きました。猛暑のなか50人が参加しました。

 第1部では「憲法九条を守りぬきましょう」と題して、「日見・九条の会」代表の鎌田信子さんがあいさつ。
 鎌田さんは、結成からの一年をふりかえり「憲法のことをこれほど学び考えたことはなかった」「平和で安心して暮らすことができない人が急増しているというのが私のいまの実感です」とのべました。
 「世界平和フォーラムで日本国憲法九条の精神を世界に広げよう」と話し合われたこと、「6月10日の九条の会全国交流集会で草の根の九条の会が5000を超えて広がっている」ことなどを紹介。
 「日見・九条の会は小さいけれどきらりと光る会になりたい。」と語り、「九条の会」アピールを地域のなかにさらにひろげていきましょうと呼びかけました。 

 第2部コンサートでは、「日見・九条の会」呼びかけ人の今村啓子さんのソプラノ独唱、中間葉子さんのピアノ独奏が披露され、「椰子のみ」「埴生の宿」などの女性合唱、最後は「アメージング・グレイス」を参加者全員で歌いました。

 会場には、手づくりの長崎県地図にこれまで結成された県内各地の「九条の会」を色ぬりしてしめした表が掲示され紹介されました。

 日見・九条の会はこの1年間、9回の呼びかけ人・世話人会などを開き活動してきました。自分たちで日本国憲法の読み合わせ学習会を4回、地域の人たちに呼びかけた「つどい」を4回開催し「会のニュース」を4号発行しました。