「しんぶん赤旗」2006/6/17
「でも、とにかく平和を」
「マザー・テレサ写真展


 ナガサキピースミュージアム(長崎市松が枝町)で、ノーベル平和賞受賞者マザー・テレサの写真展|「でも、とにかく平和を」が開かれています。

 マザー・テレサは、宗教の慈善活動をのりこえた愛で人間の根源にふれる活動をすすめ、世界中に大きな感動を与えました。一九八二年四月には被爆地長崎を訪れて被爆の実相にふれ、「原爆をつくり、使った人たちはこの惨状に目をむけなさい」と訴えました。

 写真は、インドのカルカッタで餓えや病気、瀕死の路上生活者、ハンセン病患者、孤児などもっとも貧しい人々に向けられたマザー・テレサの活動を日本で初めて紹介したフリー写真家・沖守弘氏のモノクロ作品です。 「命それは愛」などの記録映像(ビデオ)や、長崎訪問のときの記録写真(アルバム)もみることができます。

 同ミュージアムを訪れた女性は、スタッフの説明にうなずきながら写真に見入っていました。
 写真展は三十日(金)まで。入場無料。