「安心して医療受けられる制度を」と、社会保障推進協議会が宣伝と署名


 長崎県社会保障推進協議会(県社保協、哲翁昭邦会長)は十八日、長崎市大波止の「夢彩都」前で、医療・福祉の充実を求める街頭宣伝を行ない、「だれもが安心してかかれる医療を求める」署名を呼びかけました。
 
 社保協に参加する医療機関や年金者組合などから約二十人が参加しました。
 
 参加者は交代でマイクをにぎり、「医療改革」といって国民に負担増を押し付け、病気になっても医療を受けられない不安を増大させている小泉内閣の実態を示して、「こんな日本でいいのでしょうか」と訴え。「窓口負担の軽減、公的保険の充実、診療報酬の改善こそ必要です」と、リーフレットを配りながら署名を呼びかけました。通りかかった市民や高齢者など、「国民には負担ばっかり」といって署名に応じていました。

 フェリーで長崎にきたという五島市に住む女性は、「病院代が増える一方で本当に困ります。この先どうなるのか不安でたまらない」と話していました。

「しんぶん赤旗」2006/2/22