開戦60周年で日本共産党市議らが宣伝
日本を再び戦争する国にしないとの決意を新たに

 先の大戦で、日本軍がハワイの真珠湾とマレー半島を攻撃して侵略戦争をアジア・太平洋にまで拡大した日から六十四周年にあたる八日、日本共産党長崎市議団は同市役所前で街頭宣伝を行い、「日本を再び戦争する国にしないとの決意を新たに」と訴えました。
 堀江ひとみ、内田隆英の両市議がマイクを握りました。
 両市議は、旧日本軍がこの日を境にアメリカ・イギリスなどとの戦争に突入していった歴史にふれ、「終戦から六十年たったいままた、小泉首相の手で侵略戦争を美化する靖国参拝や自衛隊の海外派兵が強行され、改憲策動が強まっている」と強調。「平和憲法守れの声をさらに大きく広げよう」と訴えました。
 この日は早朝から氷雨もよう。信号待ちで訴えに耳を傾けながら、足早に市役所に入った市民は、「雨のなかご苦労さま。戦争は絶対反対ですからね」と励ましの声を寄せました。
 同日午後には、党地区委員会が諫早市などで街頭宣伝を行ない、「この日を忘れまい」「憲法九条を守ろう」などと訴えました。

「しんぶん赤旗」2005/12/09