九州大学駅伝
雲仙越えの八区間94.5キロを、二十八大学が競う
女子の部も島原市で開催

 九州・沖縄の学生ランナーが師走の島原半島をタスキでつなぐ、「島原・雲仙学生駅伝」が三日、島原市の島原文化会館前をスタート・ゴールに熱戦を繰り広げました。 「第二十三回九州学生駅伝対校選手権大会」(男子の部)は、九州・沖縄各県の二十八大学(うちオープン五校)が八区間・九十四・五`で健脚を競いました。
 前半ゴールの小浜温泉では第一工業大(鹿児島)がトップ。再スタートで雲仙越えに挑んだ後半は、日本文理大が一位で温泉神社前の中継点を通過する健闘を見せましたがその後かわされ、総合でも第一工業大が七連覇を達成しました。
 今回から、女子の「第五回九州学生女子駅伝対校選手権大会」も島原市開催。同市の復興アリーナ周辺のコース五区十九`で十七チーム(オープン四チーム)が競い、立命館アジア太平洋大(大分)が制しました。
 応援する地元住民とともに、晴れ上がった初冬の普賢岳がランナーを後押ししていました。

「しんぶん赤旗」2005/12/7