秋闘統一行動
「小泉暴走政治にストップ」をと宣伝や昼休みデモや集会



 長崎県春闘共闘会議を中心に、県商工団体連合会、新日本婦人の会県本部、県民主医療機関連合会、県革新懇の五団体は十六日、秋闘勝利全国統一行動に呼応し、共同して街頭宣伝や昼休みデモ、集会など、「小泉暴走政治にストップを」と終日、多彩な行動に取り組みました。
 自公政権が憲法改悪や大増税、社会保障削減など数に頼んで悪政をすすめていることで、草の根のたたたかいを束ねようと計画されたもの。
 早朝宣伝に続く昼休みデモでは、八十人を超す労働者や市民が駆けつけ、「九条改悪許すな」「庶民大増税反対」などと唱和。「九条の会」や米軍基地強化に反対する自治体ぐるみの活動など、全国各地の国民の怒りの声を紹介しながら官庁街を行進しました。
 夜には、「憲法とくらしを守ろう|小泉悪政を許さないZ・_長崎集会」が開かれ、中小業者や医療・福祉、教育、自治体、市民運動などの各分野から、悪政の内容が詳細に報告されました。参加者からは、「特定の分野だけでなく、小泉政治はここまでひどいのか」と驚きの声が聞かれ、「悪政の根っ子は同じ、共同したたたかいをさらに大きく継続しよう」との声が出されました。
 集会では、県内での悪政の象徴として諌早湾干拓事業が取り上げられ、「よみがえれ有明海訴訟」を支援する長崎の会の高村暎事務局長があいさつ。「事業が完成したとしても何の解決にもならず、多額の税金がつぎ込まれ続ける。知事選の大争点だ」とのべ、地方からの反撃の第一歩にしようと訴えました。

「しんぶん赤旗」2005/11/18