憲法改悪反対連絡会が宣伝・署名
「よその国で戦争するのは自衛軍じゃない」と若者ら


 憲法改悪反対長崎県連絡会は二十九日、長崎市浜町の鉄橋(てつばし)で、宣伝・署名活動に取り組みました。
 毎月実施しているもので、同連絡会に参加している県革新懇や県労連、民医連などから十数人が参加、「なぜいま憲法?」のリーフレットを配り署名を呼びかけました。
 「憲法九条は世界の宝!暮らしに生かそう憲法」の横断幕を背に、マイクで「六十年の平和や豊かさは九条があったからこそ。その九条が変えられ、『海外で戦争する国』にされようとしています」と訴え、九条守れの世論を大きくと呼びかけました。帰宅を急ぐサラリーマンや若者、高校生らのグループが「戦争は絶対だめ」といいながら署名しました。
 仕事帰りの男性は、「日本はアメリカべったりだから、戦争に巻き込まれるのは現実の問題ですね」と話し、そばの女性にも署名を促していました。
 署名し憲法について質問していた若者Iは、「自衛隊が『自衛』というのはわかるけど、よその国にいって戦争するのはまちがい。それは自衛軍じゃない」ときっぱり話していました。

「しんぶん赤旗」2005/11/1