消費税なくす会が通算百五十五回目の宣伝・署名
「なぜ次々お年寄りいじめなの」と怒りの声


 与党内で二桁の消費税率への具体的動きが加速するなか、消費税をなくす長崎の会は二十二日、長崎市浜町の大丸前で、通算百五十五回目の街頭宣伝・署名活動に取り組み、増税反対となくす会への入会署名を呼びかけました。
 この日の行動には七人が参加。「総選挙の直後に谷垣財務相は、『増税を国民が認めた』との旨の発言を繰り返しています。郵政民営化選挙といいながら、増税を加速させる与党のおごりは許せません」などと、マイクで訴えたり、署名を集めながらの対話を繰り返しました。
 署名した高齢者らから、「年金、介護保険、医療と次々に年寄りをいじめる政治。お先まっ暗です」などの声が次々にあがりました。
 買い物にきたという市内の男性は、「自民党は(衆院選で)勝ちすぎましたね。民主党もいっしょになって消費税だけでなく、憲法九条まで変えようとしている。何とかせんと、国民はどこに連れて行かれるか分からんですよ」と話していました。
 一時間半の取り組みで、百五人が入会署名にサインしました。

「しんぶん赤旗」2005/10/26