9条改憲、庶民増税押しつけ、諌早湾干拓推進…
同じ立場に立つ自民、公明、民主だけの国会でいいのか
 山下県委員長が長崎市や諫早市で訴え

 ご近所のみなさん、お世話になります。ご支援のみなさん、ありがとうございます。ご紹介いただきました日本共産党長崎県委員会の山下満昭です。
 今日から始まった政治戦。どうか、最後の最後まで日本共産党への支援の輪を広げていただき、大きく躍進させてください。
 最初に心からお願い致します。
  みなさん、この政治戦で私たちは、自民党政治と真っ向から対決し、どんな問題でも国民の立場でがんばる「たしかな野党」として、全力で頑張り抜きたいと思います。
 私は昨日の党首討論を聞いていてその決意をますます強くしました。医療、年金、介護、税金、リストラ…どれだけの痛みが県民・国民に痛みが押しつけられたでしょうか。そんなときに、他の党はどうでしょう。これからの年金や福祉のためだといって、消費税引き上げや所得税の配偶者控除の廃止など、さらなる負担を平気で押しつけようとしています。
 いまバブル期以上の利益を上げ、82兆円も内部にため込んでいる大会社や財界に、せめてヨーロッパなみに応分の負担をしてもらう、こういう方向は完全に見えなくなっています。政治のゆきづまりの最たるものではないでしょうか。
 長崎県の大事な問題でもそうです。今日、公害調停委員会の裁定が下される、諌早湾干拓。昨年は「政権を取ったらすぐ中止する」と公言した民主党は、完成を前提にして活用を検討すると、完全に県連の立場と同じになりました。多くの人が疑問持つ諌早湾干拓、さまざま意見がある長崎新幹線、日本共産党以外は全部賛成の党ばかりです。
 みなさん、このような自民、公明、民主−9条を改悪し、庶民増税を押しつけ、諌早湾干拓を推進する…全部同じ立場の党ばかりが国会で議席をしめて、国民の、県民の本当の声が届くのでしょうか。これまでの自民党政治を変えることができるのでしょうか。
 「まちがいはまちがい」とはっきり言えるたしかな野党−日本共産党の議席が、いまこそ必要ではないでしょうか。
 みなさん。合併にともなう二月の長崎市の増員選挙、二つの選挙区、定数一の選挙で日本共産党が勝利しました。その中で聞こえたのは、「自民も民主も一緒。私たちの声を届けるには、はっきりした野党−日本共産党が一番だ」という幅広い人々の声でした。すでに長崎市民は、二大政党や公明党の正体を見抜きはじめているのではないでしょうか。
 二月の市議選の勢いをこのたたかいに引きつぎ、長崎市全体で「たしかな野党の日本共産党を」という流れを、強く、大きくして必ず勝利しようではありませんか。 

8月30日に開始された政治戦。長崎市と諫早市の第一声で山下満昭党県委員長が訴えた内容を紹介します。