春闘勝利へ昼休みデモ
「賃金底上げ」「憲法改悪反対」など訴え


 長崎県春闘共闘会議(横林和徳議長)は二十日、春闘勝利全国統一行動に呼応し「四・二〇長崎行動」を実施、街頭宣伝や昼休みデモなど、労働者の活発な行動が取り組まれました。
 昼休みデモには、「長崎市は嘱託員の解雇を撤回せよ」「三井松島はじん肺責任を認めよ」などの要求プラカードや、長崎市従組、建交労などの組合旗を掲げた労働組合員ら約八十人が参加。長崎市役所前から県庁までの官庁街を、「賃金底上げで暮らしを守ろう」「郵政民営化反対」「戦争参加のための憲法改悪許すな」などと唱和し行進しました。
 昼食を買い求める労働者やバス待ちの市民から「がんばれ」の声がかかっていました。
 デモ行進後の集会で横林議長は、「賃上げやパート時給など、わずかだが昨年実績を上回り、小泉『構造改革』に反対する労働者・国民のたたかいも広がっている」と今年の春闘情勢を報告。労働者と広範な国民の団結したたたかいで展望は開けると訴え、共通要求に基づく運動強化を呼びかけました。